曲川橋と長崎ラベンダー。
- 2016.03.21 Monday
- 23:06
こんにちわ。
みなさまお元気ですか?
桜の開花情報もちらほらと、春めいてきましたね。
花や植物たちにとって芽吹きの季節がやってきました。
長崎ラベンダーたちも、本番の季節にむけて着々と育っております。
さて今日はこんなお話を。
先日、3/14に撮影した風景をご紹介します。
場所は佐世保市吉井町。
佐世保市指定有形文化財である「曲川橋(まがりかわばし)」での風景です。
佐々川にはたくさんの石橋がかかっていて、そのうちのひとつが曲川橋です。
川の姿とみごとにマッチしています。
苔むした貫禄のあるこの橋は1933年(昭和8年)にかけられました。
この石橋を観るために、橋のすぐ側に小さな公園がつくられています。
ここに、ラベンダーの植栽をしました。
植える前の写真はこちら。後ろ側に写っているのが曲川橋です。
植栽風景はこちら。
管理をされているのは、元美術教師の末永さん。
末永さんは日本の石橋を守る会副会長・ 吉井エコツーリズムふるさとの会会長でも有られます。
「日本一の石橋のある風景」づくりに取り組んでいらっしゃるとのこと。
橋の周辺には花々と石橋が美しく共生するように、
種々の取り組みをおこなっていらっしゃるようです。
菜の花、桜、アジサイなどの植栽がされています。
この小さなオアシスの愛称は「曲川石橋公園」、末永さんが名付けられたそうです。
春風に揺れるかわいい菜の花が、これからの季節を元気に彩ります。
もともとは水田があった場所らしいので、水はけが気になりますが、
はじっこの石垣のうえなのでたぶんオッケー。
長崎ラベンダー、きれいに咲いてほしいですね。
マルチは防草シートです。
アジサイを2株移植してこの場所をあけてもらいました。
ラベンダー越しに見える石橋、いい風景になりそうです。
みなさまもお近くにお立ち寄りの際にはぜひご覧になってみてくださいね。
曲川橋について補足メモ。
1933年(昭和8年)架橋。
橋長:15.5m 橋幅:3.6m
佐世保から潜竜を通り平戸口へと向かう県道(現在の国道の旧道)が開通したのは、
1932年(昭和7年)。
それまでこの一帯は、深い深い谷で、福井に行くのにも、
田ノ元に向かうにも大変不便でした。
福井や前岳、御橋などでの採炭の興勢にもいよいよ拍車がかかり、
吉井はこの県道の開通によって交通の要所になっていきます。
当時、この県道沿いには桜が植えられ、
“桜町”と呼ばれ、多くの人々でにぎわいを見せていたそうです。
曲川橋は、この県道の開通にともない、商店街や、
佐世保鉄道(当時、佐世保〜世知原)吉井駅への利便を考え、
1933年(昭和8年)に架橋されました。
みなさまお元気ですか?
桜の開花情報もちらほらと、春めいてきましたね。
花や植物たちにとって芽吹きの季節がやってきました。
長崎ラベンダーたちも、本番の季節にむけて着々と育っております。
さて今日はこんなお話を。
先日、3/14に撮影した風景をご紹介します。
場所は佐世保市吉井町。
佐世保市指定有形文化財である「曲川橋(まがりかわばし)」での風景です。
佐々川にはたくさんの石橋がかかっていて、そのうちのひとつが曲川橋です。
川の姿とみごとにマッチしています。
苔むした貫禄のあるこの橋は1933年(昭和8年)にかけられました。
この石橋を観るために、橋のすぐ側に小さな公園がつくられています。
ここに、ラベンダーの植栽をしました。
植える前の写真はこちら。後ろ側に写っているのが曲川橋です。
植栽風景はこちら。
管理をされているのは、元美術教師の末永さん。
末永さんは日本の石橋を守る会副会長・
「日本一の石橋のある風景」づくりに取り組んでいらっしゃるとのこと。
橋の周辺には花々と石橋が美しく共生するように、
種々の取り組みをおこなっていらっしゃるようです。
菜の花、桜、アジサイなどの植栽がされています。
この小さなオアシスの愛称は「曲川石橋公園」、末永さんが名付けられたそうです。
春風に揺れるかわいい菜の花が、これからの季節を元気に彩ります。
もともとは水田があった場所らしいので、水はけが気になりますが、
長崎ラベンダー、きれいに咲いてほしいですね。
マルチは防草シートです。
アジサイを2株移植してこの場所をあけてもらいました。
ラベンダー越しに見える石橋、いい風景になりそうです。
みなさまもお近くにお立ち寄りの際にはぜひご覧になってみてくださいね。
曲川橋について補足メモ。
1933年(昭和8年)架橋。
橋長:15.5m 橋幅:3.6m
佐世保から潜竜を通り平戸口へと向かう県道(現在の国道の旧道)が開通したのは、
1932年(昭和7年)。
それまでこの一帯は、深い深い谷で、福井に行くのにも、
田ノ元に向かうにも大変不便でした。
福井や前岳、御橋などでの採炭の興勢にもいよいよ拍車がかかり、
吉井はこの県道の開通によって交通の要所になっていきます。
当時、この県道沿いには桜が植えられ、
“桜町”と呼ばれ、多くの人々でにぎわいを見せていたそうです。
曲川橋は、この県道の開通にともない、商店街や、
佐世保鉄道(当時、佐世保〜世知原)吉井駅への利便を考え、
1933年(昭和8年)に架橋されました。